私の「公務員の志望動機。」

密かに好評のこの「公務員」シリーズ。

自身の経験からこれから進路を決める人や転職を考えてる人に参考になればと思い書いています。

過去記事はこちら↓

さて今回は「志望動機」について。

公務員志望者の「志望動機」はウソだとみんな分かってる。

志望動機の欄や面接で志望動機を聞かれて

「給料が安定してるから」
「定時で帰れるから」
「地元を離れたくないから」

という人はいません。

いませんがゼロなわけありません。むしろ9割これです。

なのに

「自身の◯◯な経験を通じて公務員の重要性を感じ、働きたいと思いました」

と言います。

面接官もバカじゃありません。

それがウソかどうかぐらい分かります。

でも書かなければならない。

面接で言わなければならない。

「志望動機」は自分と向き合わないと出てこない

筆記試験は「解き方」があるんです。

だから「解き方」を勉強さえしておけば考えなくてよかった。

ここでいう「考える」っていうのは「自分自身と向き合う」ってこと。

私はこれが大の苦手でした。

「なんでこの仕事をやりたいのか」
「なんでこう思ったのか」
「本当にやりたいことってなんなのか」

いろいろ考えなくちゃいけない。

しかも「答えが無い」。

「なんのために考えなきゃいけないのか」すら自分で見つけなきゃいけない。

めんどくさいんです。

しかも自分と向き合っても出て来るのは「公務員になりたいわけじゃなくて地元で給料安定してて休日があればそれでいい」という「本音」しかでてこなかったから。

;

それでは受かるわけないとわかってた。

だからと言って

「地元の子どもたちが減ってお年寄りが多くなり昔ほど活気がなくなっていることに問題を感じ公務員だからこそできることが多くあるので志望しました」

なんて思ってもないことを話しても絶対ばれるとわかってたから。

ウソだとわかってることをちゃんと話す自信もないし。

「志望動機」は「自身の経験からくるモノ」でないとリアリティはないし。

例えば何かの災害にあった人が志望動機を聞かれて

「災害があった時に、市役所の役割の重要性について感じた」

とかなら、本当のことだと思う。

でも私には「公務員になりたいと思った体験」なんて1ミリもありませんでした。

どうしていいかわかりませんでした。

「志望動機」は働いてる人に聞こう。

そこに働いてない自分がいろいろ考えるよりも「実際に働いてる人が感じるやりがい」を聞いてそこに共感できるかどうかが私には、とても参考になりました。

でも「公務員がどういう仕事をしてるのか」の説明会って無い。

就職説明会も無いし職場体験なんて無い。

「どうやったら受かるのか」はみんな教えてくれるけどそれに対して「公務員の仕事の素晴らしさ」を語る人は圧倒的に少ない。

でもいないわけじゃない。

だから自分が働きたい場所に話を聞きに行くってのがとても重要になってくる。

人は自分からは話しませんがちゃんとこちらが理由を説明して聞くと割りと答えてくれます。

私の志望動機

私が試験要項に入ってないのに電話でアポをとって仕事内容を聞きに行った商工会で

「どんな時にやりがいを感じますか?」

っていう質問の答えで

「自分が勉強したことが会員さんの役に立てた時」

ってのはなんかスッと腑に落ちました。

私はそれまで「自分のための勉強」しかしてこなかった。

「高校受験のため」
「大学受験のため」
「就職活動のため」。

「なんのために勉強するんだろう」って問いもそばに放置していた。

「自分で考える」のが大の苦手だったから。

でもその時

「自分で勉強したことで誰かの役に立てるってのは嬉しいだろうな」

って思ったんです。

それ以前に働いてた遊べる本屋ヴィレッジヴァンガードでは

「売り上げをどうやったらあげられるか」について考えてたし本を読んだりしていたし売り場で実践していたから。

「この自身の体験が、誰かの役に立つなら嬉しいだろうな」と自分の中で志望動機にはじめて「実感」が湧きました。本当に「働いてみたい」と、思ったんです。

志望動機は働いたことない自分で考えるよりも働いてる人に聞いて共感するところを探したほうがいいですよ。

もしくは「この人と働いてみたい」っていうおもしろい人がいればそこでもいいし。

共感出来るところがないならそこに入れたとしても「他者に貢献している」という意識は持ちにくいです。

人は「他者に貢献してる」って意識がないと苦しくなります。

おもしろい人もいないなら「仕事関係に興味が出ない」ので別の場所を探したほうがいいと思います。

「興味・意味」が見いだせないと仕事自体が苦しくなる。

公務員に限らず「実際に働いてる人」の話を聞いて「共感できるところ」を探したり「この人と働いてみたい」ってのを探すのがいいと思います。

働く場所を選ぶ時には。

自身のためにも。

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