Twitterで「“島田紳介式”錯覚資産武装術」を使いすぎると自滅する

オリラジのあっちゃんっこと中田敦彦がYouTubeの件で燃えていますね。

 
感想としては、インターネットの時代に何の工夫もせずに「島田紳助方式」を乱用して錯覚資産で塗り固めてりゃ、いつかメッキが剥がれてそうなるわなと。

下記のDVDに収録されている講義の中の「TVのヒミツ」というチャプターで解説されている「“島田紳介式”錯覚資産武装術」というのは、本人も言っていますが、いわゆる“ペテン”のテクニックで、多くの人がマネをするようになりました。

 
ザックリ言うとこういうことです。

あるジャンルにおいてマニアックな情報を1つ押さえておけば、「そんなことも知ってるの!?この人スゲー!」となり、それをいろんなジャンルで持っていることで、「この人は何でも知ってるスゴイ人」だと思われますよと。

頭も良くない、勉強をする時間もないヤツは一分野一箇所、知る人ぞ知る情報を持っておけ、そうやって自分を大きく見せろ、あらゆる分野に精通しているように見せろと。
 

ちなみに、インフルエンサーには

①スペシャリスト系インフルエンサー(超特化型)
②ゼネラリスト系インフルエンサー(広く浅く)

 
という2種類いるわけですが、信用度が高いのはやはりスペシャリストで、ゼネラリストは今の時代すぐにメッキが剥がれてしまいます。

そもそも何でもできる人は「何もできない人」と認知されてしまいますしね。
 
一つを極めてこそ、いろんな業界やジャンルへのハシゴの架け替えができるわけであって、低レベルな「いろいろできる」は逆効果なわけで。
 

昔は逆だったと思うんですよ。

テレビの時代は、何でもできなきゃ司会とかMCとかメインの仕事を取れなかったし、よほど特殊なものでなければ専門特化型だけでは仕事の幅は狭められたわけです。

が、インターネット時代の今は、専門性があればYouTubeでもTwitterでも食っていけるわけじゃないですか。

 
そういった意味では、むしろ「島田紳助方式」は悪手と言えます。

今の時代は、テレビのように知識をひけらかして「じゃぁまた!」と逃げられる時代ではなく、何千万人の人に一言一句を監視され、博識を気取って中途半端な発言をしようものなら、ガチの専門家やアンチに見つけられてボコボコにされて再起不能になります。

まぁ、情報の精査や取捨選択ができない一定数の情弱層からは「スゲー!」と賞賛されますしある程度マネタイズもできますが、それと引き換えに失うものはとてつもなく大きいですよね。

紳助さんも「テレビではなんぼ喋っても一人30秒。それ以上喋ったらボロが出る。バレる。」と言っていますが、ネットでは30秒が永久に残ります。
 

Twitterでは何でも知っている風、つまりゼネラリスト系インフルエンサーがもてはやされることは多々ありますが、9割はペテン師でしょう。

何か一つでも極めている、あるいは極めようとしているスペシャリストに目を向けるべきですし、インフルエンサーを目指さないにしてもこれからネットを活用して食っていくためにはそこを目指すべきではないかなと。
 

ゼネラリストに集まるフォロワーは「憧れ性」だけで寄ってきている人なので、他にスゴいゼネラリストやキャラが立つ人が現れたら、簡単にそっちに流れます。

いわゆるミーハーの人たちなので。

一方、スペシャリストに集まるフォロワーというのはみんな賢いので、「これに関してはこの人」と切り分け&整理して、長きに渡って必要としてくれますし、専門性をアップデートしていけばいくほど信用の絆も強くなります。

どちらを目指すかは自由ですが、Twitterで消えていく人は、総じて「コツコツと専門性を高めることをせず、錯覚資産で乗り切ろうとしている人」であることは言うまでもなく。
 

憧れ性、つまり錯覚資産(何でも知ってる、何でもできる風)で集めた錯覚資産(フォロワー)は、ファンではなく銃口(監視の目)だということはお忘れなく。
 

PS 

錯覚資産って何?という人はこちらの本を参考にしていただければ。

検索すればいろいろ出てきますし、本を読まなくても意味はわかると思いますけどね。



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