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ブラック会社の楽しい思い出

 
  2018/11/27
 
ブラック企業







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ハットリシンヤ
マーケティングコンサルタント服部慎也としてではなく、プライベートの服部慎也として書きたいことを書きたいように書いているブログです。とはいえ、ビジネスもプライベートもあまり分けていないのでビジネス系やマーケティング系の記事が多いかもしれませんが、肩の力を抜いて読んでいただければと思います。「○○について書いてほしい!」などあればTwitterで気軽に絡んでください。
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僕はサラリーマン時代、人事でも働いていたことがありまして。

まぁ、人事といっても10社以上の採用や人事を一括で担当していたので、人事コンサルに近い感じだったんですが。

しかも、どブラックな営業会社だったので、「採用数」という成果を追われ、目標を達成しなかったらボコボコにされるという、人事ながら営業職の要素もふんだんに含まれていたりしてw

面接の時に「あ、この会社超ブラックだな」と完全に分かっていたんですが、この頃には独立することは決めていたので、ブラックの人事事情を知っておくのも良いなと思い、飛び込みました。

交渉したら給与面はびっくりするくらい好待遇ですしw
 

というのも、他のコンサル会社で働いていた時に、「採用、人事ってつくづくマーケティングだよなぁ」と感じていたので。

採用は「どうやったら働きたいと思ってもらえるか?」で募集広告を出すわけじゃないですか。

まぁ、ただ、ほとんどの会社は「どうやったら採用できるか?」ばかり考えているので、そりゃ採用できんわなと。

要は、「どうやったら買いたいと思ってもらえるか?」と同じで、「どうやったら売れるか?」という自己中な販売者と同じです。

で、人事も「社内マーケティング」なわけで。
 

企業のコンサルをするときも、ここってけっこう重要で、マーケティングノウハウをポンって提供しても一瞬は売上はあがりますが、組織が弱いと継続しないんですよね。

ということで、腕試しも兼ねて「いきなりこんな大規模な採用人事に携われるとか最高やん!」ってことで入社したわけです。

面接の時に聞いたら、募集費に毎月数千万円かけて300人くらい採用しているっていう話だったのでw
 

で、実際入社してみると、まぁ、人事部の立場の弱いこと。

人事部長は、営業部長からの「おい!どないなっとんねん!もっと人入れてこいや!」の罵声に頭を下げるばかり。

あー、やっぱりこんな感じかーと。

とりあえず、「この部署人事とちゃうやん、採用マシーン軍団やん」というツッコミは一旦胸の中に閉まって、最初は人事部長と一緒に大人しく各会社の営業部長や役員の所に挨拶しにいくわけですね。

なぜかしきたりは正座で挨拶でした。

ブラックあるあるですね。
 

で、全国に事業所がある会社だったので、僕は大阪を任されたわけです。

いきなり責任者です。

なぜ、いきなり責任者かというと、僕が採用されたことで大阪の責任者は晴れて退職が可能になったからですw

要するに、「オマエ、大阪担当採用するまで辞めさせへんぞコラ」とプレッシャーをかけられていたわけですね。
 

そんな感じで大阪担当になると、当然、各会社の営業部長から電話がかかってきます。

僕「おつかれさまです、服部です」
営「オマエ誰や?●●はどこ行ってん?」
僕「服部と申します。●●さんは退職されました」
営「知らんわ。オマエ、チンタラしてんと早よ人入れろやボケ!」

ほほぉ、日本語が通じない方でいらっしゃる。

まぁ、どブラックの営業会社なんてラオウやサウザーみたいなヤツがゴロゴロいるのは当たり前なので、こんなもんでしょと思いながらも、これはコンサルの血が騒ぎます。
 

ただ、営業部相手なので、まずは数字、つまり「採用数」で認めさせなければ話にならんなと思ったので、とりあえず要望通りに人を入れまくりました。

直談判をするにも「つべこべ言わずに人入れろ」で終わっちゃうので、まずは希望通りの数を入社させたんですが、これがけっこう大変で。

社員研修とかがコテコテのスパルタ研修だったのでw

こういうヤツね。

なので、ブラックであることを隠して入社させても社員研修でガッツリ離脱するわけですよ。

そりゃもう、あの手この手を使って入社までこぎつかせましたw
 

さて、ここからが本番です。

こんな会社なんで、どれだけ人を入れても、次から次へと辞めていくわけですよ。

で、また電話がかかって来る。

僕「おつかれさまです、服部です」
営「おい、早よ人入れろや!」
僕「こないだ必要な人員入れたはずですけど?」
営「辞めよったわ!」

で、また人を入れる、の繰り返しの日々。
 

そろそろ行こうかなと。

僕「おつかれさまです、服部です」
営「おい、早よ人入れろや!」
僕「こないだ必要な人員入れたはずですけど?」
営「辞めよったわ!」
僕「なんでそんなにすぐやめるんですか?」
営「あ?なんやオマエ?根性ないからや!」
僕「採用者のフォローしたいんで現場行かせてもらって良いですか?」
営「おう、辞めんようにちゃんと見張っとけ!」

という感じで、リサーチスタート。

朝礼から参加するわけですが、まぁ、罵声や怒号が飛び交ってるわけですよw

営業部長「おい、オマエ今月なんぼいくんや!?」
新入社員「はい!●●万円達成します!」
営業部長「ホンマやな?いかんかったらどうなっても知らんぞ?」
新入社員「は、、、はい!」

こういう状況に追い込まれたら人は何をするかというと、「不正」をするようになるんですね。

もちろん、上司に後押しもされて。
 

で、解決に踏み切るべく、僕は営業部長を飲みに誘います。

断られるんですが、「いついけますか?」「いつだったらいけるんですか?」と何度も何度も誘います。

そうすると、一回くらいは飲みに行ってくれて、中には話してわかってくれる人もいるんですね。

それでも不正をさせてまで部下を追い込む人間はやはりいて。

そういう人間は「不正の強要」などを全部暴露して、降格や退職に追い込みます。

ネットで被害の声が広まっていたので、火消しに追われている役員とかに掛け合えばけっこう簡単だったりするんですよね。
 

いろんなパターンがあって楽しかったですよ。

こんなパターンもありましたね。

僕「おつかれさまです、服部です」
営「稼ぎたいヤツやったら誰でも良いからはよ人入れろ!」
僕「ホンマに誰でも良いんですね?」
営「おう!人間やったら何でもえーわ!」
僕「ホンマに誰でも良いんですね?」
営「誰でもエエ言うてるやろ!早よせー!」

いつもこんな感じなので、あいりんの職安に人を探しにいったこともありますw

早朝からから仕事を求めておっちゃんが並ぶので、そこに声をかけると。

で、営業部長に電話。

僕「おつかれさまです、服部です。稼ぎたい人いるんですけど採用して良いですか?」
営「ホンマか!採れ採れ!」
僕「了解しました。住所不定ですけど良いですか?」
営「ア、、、アホか!エエわけないやろ!」
僕「え、だって、人間やったら誰でも良いって言ってたじゃないですか?」
営「ふざけんな!」
僕「じゃぁ、直接役員に掛け合ってみます」
営「ちょ待て!

 

まだまだ、ネタはあるんですが、今日はこのくらいに。

企業のコンサルでも、内情が酷い場合は、こんな感じで泥臭く改善を進めていったりしていますね。

この会社に関しては、けっこうがんばったんで、部署と部署の風通しはだいぶ良くなったと思うんですよね。

最終的には営業部長とはけっこう仲良くなったりして、今でもLINEしている人とかいますよw
 

会社はやはり人で成り立っているものなので、いちサラリーマンが会社に変化を起こしたいのであれば、人事に目を向けるのが良いと思います。

なぜなら、森岡さんの言う「社内マーケティング」は人事が一番コントロールしやすいので。

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マーケティングコンサルタント服部慎也としてではなく、プライベートの服部慎也として書きたいことを書きたいように書いているブログです。とはいえ、ビジネスもプライベートもあまり分けていないのでビジネス系やマーケティング系の記事が多いかもしれませんが、肩の力を抜いて読んでいただければと思います。「○○について書いてほしい!」などあればTwitterで気軽に絡んでください。
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