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虚業の裏側

 
  2018/11/28
 
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ハットリシンヤ
マーケティングコンサルタント服部慎也としてではなく、プライベートの服部慎也として書きたいことを書きたいように書いているブログです。とはいえ、ビジネスもプライベートもあまり分けていないのでビジネス系やマーケティング系の記事が多いかもしれませんが、肩の力を抜いて読んでいただければと思います。「○○について書いてほしい!」などあればTwitterで気軽に絡んでください。
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なんか人気のシリーズになってきた「教祖化メソッド」ですが、要は、インフルエンサー(プロブロガー含む)がいかにしてポジションを取っているかっていう話です。

ただ、如何せん、本質に関しては彼らは話しません。

そんなことをしたらポロポロとメッキが剥がれちゃうので。

つまり、彼らがnoteなどで有料で販売している「戦略」と呼ばれるものは、肝心な部分はゴッソリ抜け落ちているということです。
 

人の戦略を盗む場合は、情報発信者(や書籍の著者)が「何を言っているか」ではなく「何を言っていないか」という、「見えないものを視る」という姿勢で対峙しなければならないんですね。

ということで、まずは最近の「教祖化メソッドに関する」ツイートを。

 
教祖に必要な要素というのは2つありまして、それは

①共感性
②憧れ性

です。

このマガジンを読んでくれている人は理解してくれていると思いますが、念のために順に解説しますね。

ビジネスに使える洗脳テクニック
 

共感性とは?

まず「共感性」というのは、弱さ、ダサさ、失敗経験、などですね。

共感性には「それわかる!」というものもあれば、「なんかダサい」「なんか可愛そう」みたいな憐れみによる共感もあります。

この場合の共感というのは、後者で、要は、こんな弱点があるとか、こんなダサい部分がある、こんな失敗をしたなど、とにかく「自分はこんなにダメなヤツなんだ」と伝えられる部分です。

こういったこと全て共感を呼ぶことができます。

必ず誰かしら経験したことがあるようなことや、「自分もそうなっていたかもしれない」「自分もそうなるかもしれない」と容易に想像に及ぶようなことですからね。
 

憧れ性とは?

一方、「憧れ性」というのは、ダメ人間だったことをアピールした「共感性」からの、「だけど今はこんなに凄いんだぜ」「オレは人生変えたんだぜ」と伝えられる部分です。

まぁ、よくありますよね。

・コミュ障だった僕が月収100万円!
・会社をクビになったワイが勝ち組に!
・借金まみれのオイラがタワマンに!

みたいな感じです。

挫折や逆境から成功を手に入れたパターンは憧れ性になります。
 

よくある双連性パターン

最近は、ブログやプロフィールではなく、ニックネーム(Twitterのアカウント名など)とかでこういった共感性を表現している人も多いですよね。

・プロ無職
・プロ奢ラレヤー

とか、普通に考えるとダサいしキモいじゃないですか。

何となく痛々しいし。

さらに言うと、コンセプトとしても「プロ+無職」「プロ+奢られる」といったような、双連性を活用したものはインパクトが出るんですよね。

「安倍総理の筋トレ法」
「松本人志アフィリエイト」

とか言われたら「ん?」ってなるじゃないですか。

そういった、本来、関係がないような2つのものが関連していることを双連性と言います。
 

他の体現方法

前項のパターンのように、普通に考えてダサいしキモいニックネームの人が、「何か凄い(ふうの)こと言っている」という流れこそが「共感性 → 憧れ性」なわけです。

言っていることは、最近の自己啓発の潮流だったり他のインフルエンサーのテンプレだったりするわけですが、共感性でアドバンテージを取っているので、くだらない発信でも情報弱者はコロッと憧れてしまうんですね。

別パターンだと、アイコンに子どもを入れてイクメンや良夫アピールをしつつ、発信内容は聡明で尖っているというギャップをつくって、共感性と憧れ性を含まセテいる人もいますね。

もうそろそろお腹いっぱいかもしれませんが、ここからが本番ですよ。

ここまでで、「あれ?やられちゃってるな」と感じてる人も多いと思いますが、さらにいきます。
 

共感性を盛りに盛りまくる

憧れ性というのは盛るのは難しいんですね。

憧れ性は普段の発信が肝になってくるので、見抜く人は「普通のことしか言ってないやん」「無理に炎上させようとしてるよね」と見抜くので、ガンガンツッコミを入れやすいわけです。

ツッコミを入れられにくいことを良いことに、盛っているのは共感性です。

だって、「そんなダサくないでしょ」とか「そんな弱くないでしょ」みたいなツッコミ入れないじゃないですか。

プロ無職とかプロ奢ラレヤーとか、ダサさを極めているのでツッコミする気すら起こらないですよね。

だから、ここの部分はみんな盛りに盛るんですよ。
 

そもそもポテンシャルが高い

この記事でも書いたんですが、キャラ設定のためにダサさや弱さをつくっているだけです。

 
・クビになった
・社会不適合者だ
・コミュ障だ
・会社では働けない
・鬱になった

って言ってるだけで、当の本人はめちゃくちゃストイックだったり、めちゃくちゃコミュニケーションに気を使っていたりと、バリバリのビジネスパーソン気質なわけです。

情報商材系でよくある「主婦でもできちゃった」とか「ニートでも稼げました」とかと同じです。

ポジションを取ってる人はそもそもポテンシャルが高いんですよ。

にも関わらずそこは隠して、「誰でもできる」みたいに喧伝するから、勘違いした大半の人がブロガーやインフルエンサーを目指してお金だけ貢いでバッタバッタと死んでいくわけです。
 

エピックに引っ張られすぎ

普通に考えてくださいよ。

毎日、矢のようにクソリプが飛んできても、無視して平然と発信やビジネスを続けられる人間が、メンタルが弱いだとか、逃げるのが得意とか、そんなわけないじゃないですか。

上から目線でガンガン人にアドバイスをしたり、他人をdisるツイートを連発している人が、コミュ障や社会不適合者なわけないじゃないですか。

サラリーマンを尊敬するとか、電車通勤を尊敬するとか、頭下げられる人を尊敬するとか嘘に決まってるじゃないですか。

これでちょっとは、今まで見えていなかったものが視えるようになったんじゃないですか?

そう、みんなエピックに引っ張られすぎなんですよ。
 

こういった虚業が成り立つのは「何を言っているか」ではなく「何を言っていないか」がバレなければ良いので、コンテンツがショボくても全然OKなわけです。

冒頭のツイートでもお伝えしたように、自己啓発のテンプレでも、インフルエンサーの格言の焼き回しでも何でもOK。

教祖は別に空っぽで良いんですよ。

キャラづくりのためにつくりあげた共感性(弱さ、ダサさ、ニセ卑下)を振り切らすことで、そのギャップによって何でもないようなコンテンツや発言に価値を持たせているだけなので。 

マイナスが大きければ大きいほどプラスは少しで良いということです。

今日からこういった目線で観察してみてください。

今まで見えていなかったものが視えてきて、思いもよらない発見がいろいろあっておもしろいですよ。

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