メルマガで吉本の岡本社長の会見について少し書いたんですが、まぁ、Twitterやメルマガは僕の情報発信におけるプロトタイプなので、ブログではもう少し書き足そうかなと。
ところで、会見は見ました?
僕は、最初の方だけライブ配信で見て、あとはYouTubeで流し見したんですが、終始ムダな問答ばかりで「オレの時間返せよ!!」って感じでしたね。
実際、「見るだけムダだった」と、そう感じている人も多かったみたいで。
ただ、「あー、ムダだったな」で終わらせてしまうのは非常にもったいなくて、情報発信者のプライドとしては、ムダをただのムダで終わらせたくないわけですよw
ちゃんと得るものもありましたし、気づきもありました。
ちなみに、騒動の内容に関してはいろんな人が言及しているので、特に深掘りをするつもりはなくて、僕が思うのはこれだけです。
悪い順番ってこれじゃないの?
①詐欺集団
②嘘ついた芸人
③パワハラ社長いつのまにか逆になってるみたいですが(ΦωΦ)
— 服部慎也@カメラとマーケティングとイロイロ (@FACTDEAL) July 23, 2019
あとは全部Q&Aでしょ。
で、次期社長と吉本のこれからに期待してもらえるような人間臭い神回答を一つでも残す。
現状対応できていない記者からのツッコミに対しては、重く受け止めて今後の課題として設定して推進する。
これがこの社長の最期の仕事やと思うねんけど。#岡本社長 #吉本会見
— 服部慎也@カメラとマーケティングとイロイロ (@FACTDEAL) July 22, 2019
で、マスコミの仕事は反社組織の徹底追求と社会的抹殺。
会見とかって、それができるように吉本の白黒をハッキリさせることでしかないと思うんやけどな。
社長叩きと芸人叩きなんてネットでいくらてもできるねんから、そんな一般人と同じことをマスコミがしてても意味無いっしょ。
— 服部慎也@カメラとマーケティングとイロイロ (@FACTDEAL) July 23, 2019
これ以上でもこれ以下でもなく。
マネージャーから社長へ
なかなか酷い会見をした岡本社長ですが、ダウンタウンの元マネージャーだったということでも知られていますよね。
Twitter上でも、ブリーフ一丁で猫を抱いているマネージャー時代の岡本社長の画像や動画が出ていて、こんな体張っている時代もあったんだなと微笑ましくなると同時に、今の社長を見るのは心が痛いというか、かわいそうというか、なんだか寂しい気もします。
なので、僕は会見を見て怒りとかは特に湧いてこなかったんですよ。
売れている芸能人にしろ、売れていない芸能人にしろ、彼ら彼女らにつくマネージャーという仕事は能力が高くないとできない仕事だと思うんですね。
マネジメント力は当然のこととして、仕事も取って来なければならないので、バリバリの営業マンとしての資質も求められますし、やはり可愛がられないとやっていけない仕事じゃないのかなと。
岡本社長に関しては、しかもあのダウンタウンのマネージャーなので、さらに時代的に見ても相当な能力が求められていたはずです。
その経験を踏まえて吉本の社長になった人ですから、過去に何かしらの成果を残したのは間違いないでしょう。
まぁ、ダウンタウンの能力が高いからこそ、そこに付いているマネージャーも同等に評価されて、今の地位まで上り詰めたとも言えますが。
藤原さんも副社長になっていますしね(会見ではじめて知りました)。
今回も松っちゃんの鶴の一声で岡本社長が即会見を開いたのを見る限り、実際、ダウンタウンありきなのかなとも思いますし、ダウンタウンが会社のトップに押し上げたのかなとも思います。
その辺りは憶測の域を出ませんが、今回学んだ点としては「適材適所」と「自己研磨」、そして周りの人の大切さですね。
適材適所と自己研磨
会見を見ていた誰もが、この人は社長の器ではないと思いましたし、会社の人間である吉本の芸人でさえも社長を皮肉ったり揶揄したり、ここぞとばかりに批判をしていました。
なんかあれは、松っちゃんや加藤浩次に便乗しているみたいでダサいなと思いましたけどね。
いや、芸人たち声を上げるのは良いけど、松っちゃん加藤浩次に便乗してTwitterでボソボソみたいな感じダサくねーか。
— 服部慎也@カメラとマーケティングとイロイロ (@FACTDEAL) July 22, 2019
それは置いといて、まぁ、ひとことで言えば「社長に向いていなかった」ということになるわけですが、今までの経歴を見るとやはり信じ難いですよね。
ただ、これこそが現実なわけで。
というのも、こういう話題になると「人が環境をつくり、環境が人を育てる」という言葉を思い出しますが、人が育つような良い環境があったとしても、
本人が自身を研磨する気が無ければダメなんですね。
せっかく芸人たちとつくってきた環境に甘んじて自分の成長を止めた、今回それが露呈した会見だったんじゃないのかなと。
それなりの地位と名誉とお金を手に入れることで傲慢になり、自分の研磨を止め、自分の成長を拒むことで、時代に大きく取り残されるということですね。
で、地位と名誉とお金に固執し続け、その傲慢さがカタチとして現れてしまった時にはもう手の打ちようがなく、一気に人が離れていくという末路しか残っていないと。
恐ろしいですよね。
周りにいる人の大切さ
で、これって年齢とか関係ないですよね。
今の環境に甘んじて成長を止めてしまうと、ふとした瞬間にその環境の外に出た時、もう付いていけなくなってしまうなんてことは往々にしてあります。
サラリーマンという世界だけにいることもそうですし、起業しても同じコミュニティで同じ人だちと同じことをし続けることも、裸の王様になるリスクを孕むわけです。
Twitterとかオンラインサロンとかでもそうじゃないですかね?
インフルエンサーや起業家たちは、いつも同じインフルエンサーや起業家たちと絡み、同じところでグルグルグルグルお金を回し合っているイメージないですか?
で、炎上したらお互い慰めあったり褒め称えたりするだけで「いや、ちょっと待てよ」とか「それはアカンのとちゃう?」と言う身内が一人もいないみたいな。
今の環境って、手に入れた権力、あるいは権力者との繋がりがあることで安心して腐っていってないですかね?
流れが止まったら水は淀み腐ると言いますが、誰も批判や指摘をしてくれないヤバい環境の中で手遅れになる前に、どんどん環境を飛び越えて行きたいもんですね。